上場動向

今年も関与先が何社か株式上場をされ、またこの秋にすでに上場予定として取引所が発表している企業もあります。上場予定企業を見て、「あの会社もか」、と驚くことが多くなってきました。総じて、今年は初値が高いようです。株式市場も時期によりますが、今までのところはおおむね良好。例年通りの新規上場数になるでしょう。新規上場企業の属する業種が多様化していると思います。

さらに今年は、TOKYO PRO MARKETにも上場数が増えています。J-Adviserの動きも活発化しています。上場後の収益が見込まれるのでしょう。

新規に本則市場への上場を目指す企業様も例年通り一定数存在します。

一方、プライム市場からスタンダード市場への移行、グロース市場の企業の上場維持など、既に上場している企業も上場基準をかなり意識することになりました。

今年は3月末の東証の3つの要請依頼もあり、株価への意識、株主との対話など企業にとって株式市場から見た自社のことを考える機会が増えてきています。

これから秋にかけてTNFDや人権基本方針の開示など新たな情報開示が多くなると見込まれますが、特にプライム市場企業の情報開示は、本当に大変だと思います。。。

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